『基礎工事』 進捗中です!
こんにちは!
静岡県東部の裾野市や長泉町を中心に注文住宅やリフォームを手掛ける工務店・設計事務所の興友ハウスです。
先日よりブログ内でご紹介させていただいております、裾野市深良建て替え計画の進捗のお知らせ!
いよいよ『基礎』完成です!
前回のおさらいで、基礎が完成するまでの流れを確認してみましょう!
掘り方 (基礎を作るために、板に張った目印を基準に地面を掘削する作業)
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砕石敷き詰め (基礎の下になる部分全体に砕石を敷き詰めて転圧を行う。基礎の重量を分散させる役割)
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防湿シート (砕石の上にシートを敷き詰め、地面からの湿気が漏れないようにする工程)
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捨コン打設 (基礎下部が水平になるようコンクリートを打設)
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基礎外枠設置 (基礎基準より基礎の外枠を置く場所を墨出し、外側の枠を設置)
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配筋検査 (第3者機関による配筋の検査)
前回はココまで
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ここからスタート!
基礎底盤部分コンクリート打設 (基礎のベース部のコンクリートの打設)
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基礎立ち上がり部型枠工事 (基礎の立ち上がりの型枠設置工事)
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基礎コンクリート立ち上がりコンクリート打設 (基礎の立ち上がり部のコンクリートの打設工事)
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基礎天端のレベラー(水平)出し (家を支える基礎の天端を水平となるようにします)
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コンクリート養生
※ここPOINT! (コンクリートが適切な強度が確保されるまで乾燥させます)
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基礎型枠外し (十分な養生期間を経て型枠を外します)
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基礎工事完了 (基礎完成!!)
しっかりとした工程を経て、丈夫な基礎が完成します。
詳しくは下部に!実際の写真と共に基礎工事を見ていきましょう!
ここまで、土工事編は終了!
次は、木工事編上棟前準備(土台敷き)工程を予定しております。
次回の進捗状況報告お楽しみに!
過去更新記事は下部リンクより、ぜひご覧ください。
KO-Uハウスの基礎は、ベタ基礎工法を採用してます。
コンクリートと鉄筋の話
家を支える基礎は、後から作り変えることは大変。
だからこそ”丈夫”に!
コンクリートは引っ張りに弱く圧縮に強いため、引っ張りを補強するために、引っ張りに強い鉄筋を入れます。鉄筋は引っ張りに強いが圧縮には弱いので互いに補います。鉄筋を空中放置すると酸化(錆びてしまう)して腐食してしまいますが、コンクリートのアルカリが鉄筋の酸化を抑制します。
圧縮と曲げそれぞれの応力を補完しあい、コンクリートの高アルカリで、鉄を錆から守ります。
鉄筋とコンクリートは、とても仲が良いのです。
基礎底盤部分コンクリート打設!
コンクリートの打設
基礎のベース(床)部分にコンクリートを打設していきます。ベースのコンクリートの厚さを16センチで打設します。ベース打設の完了後コンクリート表面を平滑にならしていきます。
コンクリート打設時は、バイブレーターなどを使用しながらコンクリート中に含まれる余計な空気や水分などを抜きしっかりと締め固めていきます。
基礎立ち上がり型枠工事
立ち上がりの型枠
コンクリート基礎は、単に上からの建物荷重を支えて、地盤に力を分散させるだけでなく土台をしっかり支える役目も担います。特に強い横揺れ地震に耐えるために設ける『耐力壁』の位置には、柱を引き抜こうとする力が働くため、柱や土台が抜けないようにアンカーボルトで固定する必要があります。基礎の天版の高さやアンカーボルトの設置位置が確認できれば打設前準備完了です!
立ち上がり基礎打設工事
立ち上がりと水平
型枠の設置と基礎仕上げ高さアンカーボルトなどをしっかりと確認した後、いよいよ立ち上がり基礎の打設へ進みます。
底盤コンクリート打設時と同様に、バイブレーターなどで余計な空気や水分を抜き、しっかりと締め固めていきます。鉄筋の裏側までしっかりとコンクリートを充填していきます。
バイブレーターなどで基礎型枠がずれたりしないように基礎型枠上端を治具でクリップ止めして防止します。
基礎は『水平』も大事になります。コンクリート打設後、粗仕上げとなっている天面に基礎仕上げ高さまで『レベラー』と呼ばれる柔らかいモルタルを流し込みます。このモルタルは液体のようになめらかで自然と水平になる特徴があります。この作業で基礎天端が水平な基礎を作ります。
基礎完成
養生から基礎完成
基礎養生とは?基礎の養生期間とは打設したコンクリートを乾燥させるためであるのはもちろんですが、コンクリートが乾燥と同時に膨張しようとしますので枠でしっかりと養生し固定することでコンクリートを縮こませ強度を上げる大事な工程になります。十分な強度を発揮できる期間乾燥させたら基礎の型枠を撤去します。
写真は基礎型枠撤去後の写真です。基礎からいくつか飛び出ているものがアンカーボルトです。
上棟工事に向け基礎と土台をしっかりと固定する大事な金物です。次回は、土台敷き工事をご紹介します!
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