- 間取り
- 4LDK+屋根裏収納+WIC+土間収納
- 規模
- 39.32坪
外観
道路幅員12M、接面10.31M、奥行20.06M。東西長方形200.1㎡(60.52坪)東向きの土地。 切妻屋根でスタイリッシュを演出。バルコニーの張り出しダークカラーは全体を引き締めるアクセント。 飽きの来ない普遍的な外観。
家と家族と木
外から中へ
ステップとして置かれたブラック調のタイルが家の中へ導いてくれる。 毎日通り、家族が「行ってきます」「ただいま」「いってらっしゃい」「お帰り」を積み重ねる場所に紅葉を植えた。 生まれたばかりのお子さんの成長する時間を紅葉と一緒に過ごす。外の紅葉の葉で季節を。大きさで成長を。 紅葉の前には外部照明を設置し、暗い時間に帰宅しても明るく家族を迎えてくれます。
ドッグポール
ワンちゃんを飼っているオーナー様。 ドッグポールがあると良いことがあります。 例えば、天気の良い日にワンちゃんを外に出してあげたい時、リードを持つことなくポールにつなぐことで安心して出すことができる。 また、ポール下の砂利部分には、排水溝を計画していてポールに繋ぎながら洗えるようにも計画している。 フェンスですべて囲えれば別ですが、安心してワンちゃんを外に出せる環境というのもペットを飼っている方はポイントとなるでしょう。
必要な収納
玄関に必要な収納そして使い方
玄関で一番考えたいのは、やはり家族みんなの使いやすさと収納力だろう。 今回は3世代の家族が使い、旦那様のお父様が外仕事で使う道具を収納する場が必要でした。 そこで、十分な靴の収納力を考え2連トールタイプのもので大容量の収納力を確保した。また、階段下スペースをうまく使い玄関から見ても死角になるような収納スペースを土間部分に確保し計画した。
共有+協調
家族共有のリビング
家族の共有と強調。 2世帯住宅で一番悩み、決定が難しいのは共有と協調だ。 共有は家族で使う空間として、協調は家族で協力して使う物として。 玄関や廊下と水廻りと言う方が分かるかもしれません。 玄関や廊下は空間としての共有と言えるが水廻りは、「誰が」「どのように使う」があるため協調が必要だ。 2世帯住宅で、この部分をよく家族と建築士と相談することから今回のお宅でもスタートした。 オーナー様宅の場合は、協調と共有が家族でよく整理されたお家だと言えます。
エコカラット
旦那様こだわりのエコカラット。 エコカラットの有する小さな孔は湿気を吸収・放出し、室内の湿度を快適な状態にコントロールする働きを持っています。部屋の湿度が高くてジメジメしている時には湿度を吸ってカビや結露を防いでくれます。逆に乾燥している時にはエコカラットの小さな気孔から湿度を放出し、自然に空気を潤してくれます。
寝室と仕事部屋
夫婦寝室と仕事部屋
子世帯夫婦の寝室。 旦那様の仕事部屋も計画し、寝室で奥様が寝ていてもお互いに気を使わなくても良いように工夫。 グレーのクロスが部屋のアクセントとなっている。 旦那様の仕事部屋の書斎。 自宅で何かと作業の多い旦那様もために計画された空間。2.1畳ある部屋にパソコンデスク用カウンターと書類等を保管する可動棚を十分な数計画した。
動線
家で仕事をするパパの工夫。 子供の「パパ遊ぼ!」の誘惑に耐える動線計画。 寝室→書斎=子供が直接入れない。 廊下→書斎=子供が直接入れる。
収納王の屋根裏
たっぷり確保した収納
人数が多いと、どうしても足らなくなっていく収納スペース。そういう場合多く採用するのが収納王こと屋根裏です。 季節の物や今使わない物を収納しておくことで必要なものしか生活スペースに置くことがなく、リビングなどの生活スペースが散かることなく使える。 屋根裏には、専用のはしごで昇る。昇りきる部分にステップもついているので、大きな段差なく昇れるように工夫している。