- 間取り
- 5LDK+和室+吹き抜け+屋根裏収納
- 規模
- 46.77坪
- 間取り
- 5LDK+和室+吹き抜け+屋根裏収納
- 規模
- 46.77坪
外観
道路幅員4M、接面2M、敷地延長旗竿地240.82㎡(75.02坪)南向きの土地 切妻屋根に屋根付きデッキで山小屋風を演出。落ち着いたブラウンでアウトドアな外観。
無垢の木に囲まれて暮らす生活
木に囲まれて
無垢の木に囲まれて暮らしたい。 その思いから生まれた今回のお宅。 床、壁には『スギ材』を採用。 杉板は木目が真っすぐではっきりしていて、スギ材の清々しい香りを楽しめる。また、スギ材は蓄熱性が高く薪ストーブとの相性もバッチリ。
ダイニングキッチン
家族との距離を近づける対面型。 壁付けキッチンに比べ、対面型のキッチンでは、料理をしながらリビングやダイニングを見渡すことができ、家族とコミュニケーションがとりやすく家族の距離をより近づけてくれます。 キッチン上部のアンティーク風なペンダントライトが優しく手元を明るくします。
家族の『挨拶』が中心になる。
アンティークな照明
玄関に入ると、奥様がチョイスしたアンティークな照明がお出迎え。高さがある照明なので折り上げ天井とすることで部屋に奥行きを出し、部屋を広く見せるように工夫した。たくさんの無垢の杉板空間に山小屋風なアクセントを出している。
お家の中心に。
お家の中心にリビング階段を。 家に『ただいま』と帰るとき、『いってきます』と外出するとき、絶対にリビングを通ります。 このように、動線を計画することで家族の『ただいま』『いってきます』が活発になりより家族の絆を深めてくれます。 また、挨拶が習慣化することで子供のコミュニケーション能力の向上にも繋がり家の中がより笑顔あふれる場所となります。
『薪』と『火』と『人』
薪ストーブ
ご夫婦の友人宅で見かけた薪ストーブでの生活に憧れ、自分たちのお家にもぜひ取り入れたい!と計画の中心にもなっていた薪ストーブ。 お家全体を暖かくしてくれる薪ストーブの優しい火。レトロな見た目でインテリア性もあるストーブ。薪を家族で用意するなど家族で何かする行動を創る薪。手間はかかるけど、家族にとって必要な物。 無垢材である『杉板』は木の中でも蓄熱効果が高く暖房効率のアシストもしている。
『木』と『火』に集う暮らし
集うリビング
集まり、くつろぎ、リラックスできる場所づくり。 家族の中心を創りいつでも人を招ける家を建てたいと聞き造り出した場所。 今回プランニングの中心となったのは薪ストーブ。仕切りがなく、吹き抜けの大空間はもちろん、2階までしっかりと暖まり、冬場の快適性は想像以上だとそう。 人は家のどこに集まるのか。と考えたとき、部屋名で簡単に言うならばリビングで終わるだろう。でも、建築士が創るのは居心地の良い場所・空間だ。そこの場所・空間が居心地が良いから家族で集まるリビングになると思うのです。
『火』と住む
火が持つ魅力。火を見ていると何だか懐かしい気持ちになります。火は人の心を解きほぐし毎日の仕事や生活でぎすぎすとした気持ちを溶かしてくれます。ほっと気持ちをリセットさせてくれます。火は太古から人の生活の真ん中にありました。火から生まれる柔らかな明かり(光)は暖かさだけでなく心を落ち着かせ安心させてくれます。 そういった昔からともにあったもののような感覚が「火」と住むということなのでしょう。
日々の生活に
日々の生活に和を取り入れる。 リビングの一角に設けた小上がりの和室。必要に応じてロールスクリーンを下ろして仕切り、客間として使う事もできるよう計画した。 フローリングにはできず畳だからこそできることは、直接腰を下ろしてくつろぐという点だろう。日本家屋の文化といえば、玄関で靴を脱いで室内に上がることです。日本人らしく休日は素足になって畳の上でゴロゴロするのは穏やかな休日を過ごすうえで最高ではないでしょうか。
オリジナルの造作洗面室
思い通りの使い方
思い通りの生活ができる。これが造作洗面台を計画するうえで一番の要素になると私は考えます。 日々の生活の中で、もっと〇〇できたらをたくさん詰め込めるからです。 朝の時間混んでて、鏡が使えない。もっと大きい鏡で洗面スペースがもっと大きければ…。など、生活していく上でちょっとこいうところが良くなればを詰め込んで完成させます。 注文住宅ならではという言葉はこの小さいもっとこうしたらという積み重ねの先にあるものだと思います。
旦那様の思い出
思い入れの景色
この場所で育ってきたからという思い入れは地元に住んでいる方ならばあるのではないでしょうか? この場所からは地元で開催されている花火大会がちょうど見えるよう計画。 休日や夜、ちょっとゆっくりしたい時、外の空気を吸いたい時などに、コーヒーを片手に外のこのバルコニー空間でくつろぐ事が夢だったそう。